ボストン市のNew Urban Mechanicsが始めた"Street Bump"は、道路のデコボコ具合のデータをクラウドソーシングで集めるプロジェクトです。
このプロジェクトに参加するのはいたって簡単です。"Street Bump"のアプリをダウンロードして開き、車のスマホホルダーにセットして「記録開始」を押すと、車を運転している間にアプリが自動的に道路のデコボコデータを収集します。運転が終わったら「終了してアップロード」を押せばデータがボストン市に送られます。
これまでに549回データが記録され、37,016ヶ所のデコボコが検出されました。市はこれらのデータを参考にデコボコの補修をしたり、長期的な投資計画に役立てます。市民によるデータ収集を促すにという点で、"Street Bump"の手軽さはとても参考になります。
(東 富彦)
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