2014年7月1日、デンマーク最大の小売店であるダンスク・スーパーマーケッド(Dansk Supermarked)は、デンマーク、スウェーデン、ドイツ、ポーランド、英国にある1200を超える店舗に関するデータを公開した。
公開したデータは、国、都市、郵便番号、緯度・経度、営業時間などである。
これらのデータはもともとダンスク自身がホームページなどのWebサイトやアプリ開発に利用していたものだ。オープンデータをマッシュアップした優れたアプリやWebサービスが次々と生まれるのを目の当たりにし、自分たちでは考えられないデータの使い方が出てくることを期待してダンスクはデータ公開に踏み切った。
日々店舗を訪れる多数の多様な顧客に対して、顧客の視点から価値あるアプリを自身が開発することは容易でないとダンスクは考えた。今やダンスクは、データ公開によって自分たちでは思いつかないようなアプリが出てくるのを楽しみにしている。ダンスクのデータはAPIを通じて利用することができる。
参考: Free the data! Dansk Supermarked launches public API (2014/7/1)
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